前回「絵画など平面物を撮影する」という写真教室に参加させていただき(その時の様子はこちら→☆)、またしても平野先生(なんと全国紙でも活躍されているカメラマンさん!)にお願いしての写真教室第二弾。今度は私の希望で人物撮りです。
本当に平野さんのご厚意に甘えて教えていただいている写真教室で、申し訳ないやら・・嬉しいやら、楽しいやら・・・!!
生徒は・・・・Nちゃん・当サイトインタビュアーのエミ(撮影の時はレフ板をお願いしたり)・私(橘 ちひろ)
モデルさんは・・・主にSちゃん(ほんとうにありがとう! )途中からエミ&Nちゃん
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まずはいつもどうりの撮影を見てもらおうと、一番に目をつけていたグリーンカーテンの前で
可愛すぎる・・・Sちゃん。
因みに撮影現場はこんな風。いつもは私の持っている効果があるかどうかも怪しいほどの小さいレフ板一つ(80CM)なのですが、今日は平野さんがもって来て下さった大きなレフ板を使って・・・。
無謀にも逆光で撮ろうとする私(いつもやってしまうのだけど)の意図を助けてくれるのはこの大きさのレフ板だからかも、やっぱりキレイ!
同じく窓辺の逆光写真と言えば、VOL・9のアキの時の一枚目もこのくらいぐっと光を起こせば更に印象的に写ったかもなぁ。いや、とても気に入っていいるのだけど、ついついイメージを優先してしまって人物が主役と言う事がぶれてしまいがち。↓
後持ち運びする用のレフ板はもっと大きなのを買えばよかったなと後悔・・(案外高価なのだ)。そしてちゃんとマメに使う事。
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次はソファーで。吹き抜ける風とウクレレの音色が気持ちいい。
二枚目、平野先生がぐっと下の方から覗きこんで撮影すると一斉にマネする私達(笑)
このぐっと画角を変えるのってなかなか思いつかない事。
これはコントラストと彩度を少し落とした設定。後ろの窓からの光がにじむ。・・・にじみすぎかな。
因みに平野先生の写真↓↓
キレイ!主役の人物がはっきりと魅力的に写ってる気がします!
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ダイニングテーブルのすだれの前でも一枚撮りたかったけど難しかった場所。
因みに平野先生が撮ると・・・
こうなりますっっ・・・キャー!!何て魅力的!モデルさんの個性が出てる!もう全然違う・・・モデルさんの顔に当たる光がきれい!
この写真大好きです。
女性を撮る時は角度やひねりも女性らしさを引き立てるんだなぁ。
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そして私の苦手な外での撮影へ、ベランダだけど。
ギャー!ごめん、えみちゃん!この日は快晴、いきなり露出失敗・・・よくやるのこれ。
↓↓ 後ろのグリーンカーテンが中途半端だし。外に出たらいつも以上に集中力低下してしまう・・・。
因みにこのあと「ひらのさんだったらどう撮るか見たいです!」とお願いして撮っていただいたのだけど、まずイスの位置を調整されましたね・・・。人物を手前にして背景のグリーンカーテンをぼかす、葉の枯れた部分が写らないようにする、この一歩から違った・・・。そして声掛け、シャッターに無駄がなく速いスマート!迷いなしだからモデルさんも安心の表情。でした。
軽~く撮られたのだろうけど、貴重なプロの現場を見せていただきました。
↑女優さん並みに囲まれています。
ここに写っている大きなボードのレフ板は手作りもできるそうで、持ち運びは(自分は主にバスや自転車だから)無理そうだけど、自立もするしお家用につくりたいなと思いました。
↓↓そしてその平野さんの画角のまま撮らせてもらったのですが。う~ん・・・難しい。平野さんの写真はとても上品で女優さんのように美しかったのになぁ・・・。これも露光しすぎよね。一応後で調整してるけど飛び過ぎだー。私の写真は肌修正はしてあります。
ってことで、気になりますよね・・出来上がった平野先生の写真↓↓
エミちゃんべっぴん~! 肌色キレーイ!色がフィルムで撮ったみたいにきれい。カメラもレンズももちろんそりゃー違うけども。
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突然撮られたNちゃん、めっちゃキュート!植物やリネンの洗濯物が似合う!
↑↑この写真は直射日光の場所で。ディュフーザーというレフ板型の光を柔らかく通す道具を使っての撮影。直射日光の固さが和らぎ、人物の下だけ程よい曇り空の状態で撮影できる。
直射日光は「ママじゃな」VOL.2のエミの屋外写真(→☆)でとても苦労した所。前髪の影や目の下の陰が濃く出たり、モデルさん本人もまぶしかったりするので目が明かなかったりするからこれは女性を撮るときにとても便利そう!
影を和らげる方法は他にも日中シンクロ(晴れていてもフラッシュをかるくたく)等の方法もあるそうだ。
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最後にみんなで撮った写真見る。
平野さんの写真は本当に丁寧できれいで、無駄がなくもちろん迷いがない。
モデルさんも安心して撮られている。もうこれは比べちゃいけないくらいで。
そして自分達の写真も見ていただきました。優しい平野先生は褒めて下さるけど(笑)
みんなで和やかにお弁当を食べて終了。
先生は昼からお仕事の撮影で唐津に向かわれました。
お忙しい中、本当にありがとうございました!
写真の参考書を見ても実感できない部分はやはり多く、撮影を見ていただきながら、しかも撮影を見せていただいて実感できた部分がすごく多かったです。
ぐっと画角を変えてみる、モデルさんの位置を変えてみる、など撮影現場はぼんやりしてたらダメだなぁとも思いました。
その場で撮れるのはその時しかないのだから、緊張している暇もないくらい色々やってみた方がいいのかも。後、モデルさんの髪の毛や襟元にも気を配らなければならないし。
何より「モデルさんの何が撮りたいのか」、撮りたいものにぐっと寄って撮るが大切な事も感じました。
反省がくっきりと明確になって良かった。
もっともっと経験をつんでいくぞー!