vol.10 たにぐち あかね の 「ママじゃない私ポートレート」
あかねちゃんには、小6を筆頭に、小2、年長、年少と、“リアル若草物語”こと、4人の娘がいます。となると、育児だけで相当大変だと思うんですが、パン作りが好きで好きで大好きで、四女が1才になる前に某天然素材系のパン会社に応募、開発の部署で準社員としてフルタイム勤務する傍ら、パン作りが好きで好きで大好きなもんで、自宅で小さなパン教室も行っています。ハードすぎてちょっと意味わかりませんね、頭がついていけない(笑)
昨日がちょうどそのパン教室で、しこたまパン作りまくって、今日は今日で、「ママじゃな」隊(日曜につき子連れでお邪魔しました・・・ありがとう!)のために、朝からまたパン作りしてくれまして。自宅の朝食用、お土産用、昼食用と、それぞれこねこねして、結局合わせて2キロ分、パン生地こねたらしいです。2キロ! 手で! ちょっと意味わかりませんね(笑)。
「だって、こねてるときが一番楽しいんだもーん、生地の感触も気持ちいいし、何も考えない時間。いろいろあってもこねてると忘れるもん」 はー・・・(絶句)。通販で25キロの小麦粉買って、だいたい3ヶ月でなくなるらしいです。ちょっと意味わかり・・・(以下エンドレスリピート)
◆「そうなの。昨日、パン会でした。」
―――ちょっと、昨日(土曜日)の朝からのスケジュールをザッと教えてくれる?
昨日は朝5時半に起きて、
―――ちょ(笑) 早いな休みの日なのに!
や、前の日、子どもと一緒に寝てしまったんよね。だからまず朝起きて昨日のお茶碗を洗うっていう作業から始まり(笑)。で、換気扇を洗い、IHを掃除し・・・キッチンがね、やっぱりみんな入ってくるけん。パン会は大掃除も兼ねてて。
―――そういうのがないと、せんもんねー。
そ、人を呼ぶことで自分を律する(笑)。家族で朝ごパン食べて、9時に次女をちょっと皮膚科に連れていって、買い物に行き帰ってきて、また掃除。オーブンとかも掃除して・・・ひたすら掃除してたよね、午前中。で、パン会のレシピの最終版を印刷したりして、パン会は1時からなので、それまでに昼ごはんも食べさせて。4時半くらいに解散になり、あとは夜ごはん作って食べさせて、子どものお風呂、歯磨き、順番に寝かせて。9時くらいに(2階の子ども部屋に)行かせて、わたしは9時半くらいに降りてきたかな。それからは新聞読んだりネットしたり、今日のメニューを考えながらね。
―――今日は何時に起きた?
今日は6時です。
―――早いよ。それでも。
そう? でも朝早いほうが時間を有効に使えるからね。
―――そうなんですよね(←午前中を無駄に使っている人 笑)。てかさ、寝る時間短いよね。
基本5-6時間かな。
―――睡眠不足で疲れて、イライラしてきたりしない?
うーん、慣れてるんだよね。それが基本だから。休みの日も、パン作るぞ、ってなると、ぱっと起きる(笑)。
(これが25キロの粉袋だ!)
◆産んで、すぐ働いた。何でも2人で話して決めてきた。
ご主人とは同級生、しかも中学から大学までずーっと一緒の学校。中学3年間同じクラスで、高校に入ってから付き合って、大学は別の学部だけど、とにかくずーっと付き合ってて、23才で結婚。赤い糸ですね。もう、前世からの縁としか思えませんね(笑)。
―――そもそも最初はどこを好きになったの? もう記憶が定かじゃないかもしれませんが(笑)。
ほんとに。中学だもんね。
―――そのくらいのころって、ひとめぼれとか、かっこいいなーって遠くから見てるうちに、恋に恋しちゃったりとか・・・
あ、そういうんじゃない(笑)。男女仲の良い中学校でね、みんなよく喋ってたよ。でも、陰口とか、人の話を他の人に漏らしたりとか、やっぱりあるやん? 彼にはそういうところが一切なくて。この人、信頼できるなあ、ってのが一番の理由かな。
――― 一度も別れたりしてないと? 倦怠期とかないわけ? ずっと付き合ってたら、お互いに嫌なところとかも見えてくるやん。そういうとき、学生時代って周りにいくらでも異性がおるんやけん、目移りしたり、「他の人とも付き合ってみたいなー」とかさ・・・
なかったよねー。大学時代も、年々、好きになってたもんね。ゆうべもね、長女だけ遅くまで起きてソファでテレビ見てたんだけど、彼女の両サイドにわたしと彼が座って、ワーッて喋り始めちゃって。長女、すぐ、スーッと離れていったね。テレビのそばに。
―――「あ、始まった、この人たち」って感じやったっちゃろうね。
彼が昨日まで出張でいなかったのもあるんだけど、わたしたちは話したくてウズウズしてるからさ(笑)。
★
―――ちょっと時系列で整理しながら話そうね。あかねちゃんは、大学(学部)を卒業後、東京に就職。彼は福岡で大学院に。で、あかねちゃんはほどなく会社を辞めて結婚、24才(正確には誕生日前で23才)で長女ちゃんが生まれた、と。アンケートに、「出産した瞬間、“あー私強くなったなー”と思った」とありますが、これはどういう感じ? 私、そういうのまったくなかったけんさ(笑)
んー、出産ってきついやん。それ乗り越えて、「わたし、もうなんでも大丈夫だなー。」みたいな。若いから、なんにもわかってなかったのもあるよね。逆にあとのほう(3人目、4人目)が、いろんな病気とかあること知ってるからこそ、健康に生まれてきてくれて有難いなってホント思うようになった。
―――ああ、それはあるやろうね。
ほんと、2人目までは、最初の一年が楽しくてしょうがなかったもんね。次女のときも、「またあの一年がくる!」ってワクワク楽しみだったもん。さすがに3人目4人目は、また授乳、離乳食、予防接種、夜泣き・・・って思うと、ふー、って。
――― 上のふたりのお世話だってあるけんね。話は戻って、長女ちゃん生まれたときは、大学の友だちとかは、就職したばっかりで、今から働いて稼いで遊んで・・・ってころだと思うんだけど、そういう周りのこととか気にならんかった?
自由でいいなと思う部分もあったけど、わたし、彼がほんとに好きで、「一緒に暮らせる、やったー!」って。
―――なるほど(笑)。周りのママたちとかでの中の違和感とかは? かなり若いほうやったろ?
うーん、保育園って、ほとんど挨拶だけやけんね。
―――そうか、0才から長女ちゃん預けとったんよね。ちっちゃい子を預けて働くのは、抵抗なかった?
全然。ま、働かなきゃいけなかったからね、そのときは。彼はまだ学生で、バイト、奨学金・・・って生活だったから、とにかくわたしも働かなきゃって気持ちはあった。
―――それはもう当たり前のこととして受け止めてたの?
そうね。本当は、彼は学部を卒業した時点で資格があったから、働こうと思えば働けたんよ。でもなんか、将来、子どもに「あなたが生まれたからお父さんは現実的な仕事を選んだ」って言うのはイヤだなって。「それだったら、わたしが働いて稼いでくればいいわけだし、好きなところをある程度まで極めて、やれるとこまでやったほうが、あとあといいんじゃない?」って2人で話して、博士号までいったんよね。
―――結果的に無事に取れたから本当によかったけど、博士号って簡単に取れるわけじゃないけんね。子どもがいながら学生生活を続ける決意だけでも大変だよね。
がんばりたい気持ちがあっただろうから、博士号まではとらせてあげたいな、って。あきらめてほしくはなかった。
―――23でそこまで・・・(しみじみ)。自分の23を思い出したら、ねぇ(と、ちひろを見る)
―――(ちひろ) クラッとするね。
たまたま、そういうふうになったから、考えたのかもしれないけどね。
―――家事の分担とかもさ、ダンナさんと、全然ケンカになったりしないでしょ?
ないね。もうほんと、なんでもしてくれるから。できるほうがやる、って感じ。最初からそうだよ。
―――世の中、「俺、外で働いてるのに、なんで家の中のことまでしなきゃいけないんだよ」って考えの男の人もいるのにね。「奥さんを外で働かせるのイヤ」みたく、変なプライドがある人も…
うちなんか、最初は、長女をわたしの社会保険で扶養してたけんね。そういうのにこだわるとか、お互い全然なかったね。
―――若くして結婚してるんだけど、精神的に大人だったんだね、2人とも。
彼は映画とかヘアカットとか、堂々と学生証出して学割使ってたもんね、27歳とかなっても(笑)。
―――いい性格やね。ほんと、15のころから男を見る目があって良かったね、あかねちゃん(笑)。
◆「働くことは、わたしの生活の一部。」
―――・・・で、彼が27才で博士課程を卒業のタイミングで、留学、家族で渡米、と。
カリフォルニア州の北部、サンフランシスコの郊外でね。で、次女を妊娠してたんで、9ヶ月で長女を連れて母子で帰ってきて、産んで、1か月半でまた渡米。トータル1年で家族で帰ってきて、それからはずっと福岡。
―――それにしても、ずっと働いてるよね。
結局、専業主婦だったのは、アメリカでの1年と、四女を妊娠出産の1年かな。アメリカから帰ってきてからは、パートだったんだけどね。3人目欲しいなって思ってたから。
―――JR駅構内某パン屋さん(笑)ね。3人目の出産のときは、産休もらったんだよね。パートで産休って、そういうことできるんだ?
あんまりないと思う。もちろん、手当とか何にもないよ、「保育園に入れたらまた復帰したいから」って籍だけ置いてもらってたの。
―――で、4人目が1歳になる前に、今の会社の準社員になって、今に至ると。
高校の頃からバイトしてたし、働くのはわたしの生活の一部なんだよね。働いてるからこそ、お休みもうれしいんだと思うし。
―――でもさ、若くして、社会人経験の少ない状態で一人目を産んだら、もう社会に出るの怖い、働くの怖い・・・って人もいると思うんよね。そういう人にとっては、いいモデルケースになるっていうか・・・。キャリアが結婚出産で終わってないから。
や、終わってるよー、キャリア。わたし、最初に就職したころ、ほんとに暗黒時代。ホームシックで毎日泣いてて・・・。仕事もきつくて。教育関係に進みたくて入ったけど、実際は新入社員は広告営業。毎月、目標があって、お客さんに「いつもの広告とは別に、あと何十万(広告を)出して下さい」とかお願いして何とか達成させて・・・。うちのビル、「不夜城」って呼ばれてたもんね。
―――そのまま続けてたら、どうなってたんだろうね。辞めてたのか、乗り越えてたのか・・・
結局、わたしが一番に結婚して辞めちゃったんだけど、意外に同期は続いてて。一緒に愚痴ってたのにね。女子は結婚したら辞める人が多かったんだよ。毎日遅いしほんと忙しいから。でも、あとで聞いたら、出産後、復帰してる同期が何人もいて。「あの会社で?!」って思ったときに、あー、みんな苦しいところを乗り越えてがんばったんだな、って。私も続けてたら違う道があったのかなとか思ったりもした。
実際、一度辞めると正職(正規職員、正社員)に就くのは非常に難しいことも身に染みてわかってるけん、今の会社の子たちには、「がんばれるんだったら、最初の正職をがんばってみるといいよ」って言ってる。「もしがんばれそうだったら、出産後も復帰して、続ける道を考えてみたら?」って。
―――確かにね、辞めるのはいつでもできるってのはあるからね。
ほんとに、子どもいるだけで敬遠されるもん。今の会社はほんと有難いなーって思う。
―――や、4人いて、一番下が0歳で、それで「面接行こう」って思えたあなたが、まずすごいよ(笑)。
◆パン教室、パン理論、パンオタク?(笑)
―――で、準社員として平日8時半から5時半まで働きながら、月に1回、自宅でパン教室をなさって4年目ということですが。それは、どういうきっかけで?
家で作って友だちにあげたり、ランチ会とかやってたら、近所の人から「教えてー」ってなってね。「じゃ、だいたい月に1回くらい集まってみる?」ってやってたら、その中のメンバーから聞いた人が「わたしたちもやりたいな」って。そんなこんなしてるうちに、だんだん、形ができてきて、今はあらかじめ年間スケジュールを出してる。
―――基本的に1年でメンバー交代なんだね。
ま、そんな教えるほどでもないから、ある程度作れるようになったら家でアレンジして楽しんでね、って。だいたい、前半は基礎的なパンで、後半はハロウィーンだったりクリスマスだったりイベントも多いから、季節のパンを作ったりして楽しんでます。年が明けたら、ちょっと本格的に食パンとかバケットとかクロワッサンとか。
―――生地をこねるところからやるわけ?
基本的にはそう。自分で計量して、生地こねて。メニューによっては、時間の都合で、こねてもらった生地をわたしが引き継いでうちのごはんになって、来た人にはわたしがこねた生地を持って帰ってもらったりすることもあるよ。
―――(ちひろ)料理番組みたいね。これが30分経ったらこうなります、みたいな。
そうそう。ま、楽しんでもらいつつ、わたしも平日は会社と家との往復で、学校や近所のつながりが多いわけじゃないから、おしゃべりを楽しんだり、ちょっと情報を仕入れたり、そういうのも兼ねてね。
―――これだけ作れたら、将来的には、パン屋さんやりたいとかある?
パン屋さんは、気持ちとしては全然ない。
―――それは、売ることに興味がないの? 経営がめんどくさいとか?
両方だね。パンに関わるなら、パン教室のほうで広げていくかなー。とにかく作るのが好きだから、作ってもうける、ってよりは、作って楽しい、ってほうに進みたいな。そうなると今のスタイルがいいかなって。今は月1回だけど、その辺、もうちょっと広げる目的で会社を辞める選択肢もあるかも・・・。でも、ある程度の収入を見込むなら、今の会社かなー。そのへんはまだ自分の中ではっきり決まってなくて。
―――パンの世界は、まだまだ奥深いですか?
奥深ああああい!! まだまだわたしなんて、全然ですよ! 技術も、知識も。
―――もっと、どんなふうになりたいわけ?
思った通りのパンが焼けるようになりたい。焼き加減、発酵具合、パン生地の内相とか。やっぱりプロのパンは違うよ。
―――やればやるほど上達してると思う?
何年も前に比べるとね。でも微々たるものですよ。ほんと、ちょびっとずつ・・・。
―――パンの会社に入ったのは大きかった?
大きいね。それまでも、個人的に勉強はしてて。もう、「家でパン作り楽しんでます」って域を超えて・・・
―――ちょっとオタク的な、研究の域にね(笑)
そうそう(笑) 最初に専門書を紹介してもらったとき、衝撃的だったもん。「これだ、わたしが求めてたのは!」って。砂糖の役割はどう、小麦粉の役割はどうだとか、成分、発酵とは何か・・・科学的で・・・
―――パン理論ね。もう研究やね(笑)。
(4姉妹に旦那様、あかねさんに今回子連れの私達・・・二つのテーブルでにぎやかにいただきました。人気のベーコン・エピは瞬時売り切れ!)
◆「子どもはかわいい、でも自分は自分、自分の好きなこともやる。」
こんなことばっかりやってて、わたし、ほんと、子育て全然してないんよ。ほったらかし。なんでも、「あ、ごめん、自分でやってー」って。最初っからそんな感じ。子どもはかわいい、でも自分は自分、自分の楽しいこともやる。もちろんお世話しなきゃいけないし、ある程度、犠牲になる時間はあるけど、自分が楽しむ姿を見せるのもいいかな、って。「あーお母さん楽しんでるな」って。
―――わかる。大人になったらああいうふうに楽しめる、大人になったほうが自由になるって思ってほしいね。
あー、そうだね! いいねそれ!
―――・・・という名目で、オタク的活動に励んでいるわけですが(笑)。でも、小さいときから子どもたち4人ともすごくお手伝いして・・・ま、人数が多いしお母さん仕事してるから、みんなでやらないと回らないんだろうけど、でもホントいいことだよね。
そうね・・・成績とか別にいいけど、生活力はつけてほしいけんね。
―――これだけ忙しいのに、社会問題とかにも、いつも関心もってるよね。
やっぱり気になるよね、どうなっていくんだろうって。
―――長女ちゃんが10歳になったときは、母子2人で広島行ってたもんね。
平和旅行ね。原爆ドームと資料館。長女が1年生くらいのころからあたためてた企画で、わたしも行ったことなかったんだよね。30代にもなると、そういうのもちゃんと知らなきゃなーって気持ちになってくる。昔を知るって今につながるってことだなって思うからね。
(おわり。)
[編集後記]
インタビュー:イノウエ エミ
着いて、お茶を淹れてもらった次の瞬間にはもう、普通にパン作り始まってました(笑)。日常動作すぎる(笑)
もともとあかねちゃんとは、友だちの友だちという間柄で、実は会うのも4回目くらい? ただしお互いにもう5、6年以上?ブログを読み合っていて、時々コメントを交わしたりしてるので、日ごろからなんだかとても近しく感じていて、これを機会に会うことができて、とてもうれしかったです。彼女のほうも、事前アンケートに、 「取材されるっていうよりは、うちで一緒にごはん食べよう~って気持ちだから~」と、私たちと話したいこととして
「子どもの成長のこと、子育てのこと、夫のこと、親のこと(義理も含め)、家事のこと、手抜き技や簡単料理、お得意メニュー、おいしいお店(とくにパン屋!)、幼稚園や保育園のこと、行事のこと、これからの教育のこと、経済的なこと、消費税増税のこと、景気のこと、東北の復興のこと、集団的自衛権のこと、安部さんのこと。読んでる本の話、ドラマの話、ママ友とのおつきあいの話、ご近所さんとのつきあいの話、子どもの友達づきあいの話、子どもとメディアのつきあい方、携帯は持たせるのか、ゲームを買い与えるのか、習い事の話、いろんな役員ごとの話・・・」
と、列挙してくれたのですが、多っ! めっちゃ多っ!(笑) でも、自分たちの周りには、こんなにも・・・本当は、もっともっとたくさんのトピックがあふれているんだよね。日々、漠然と感じていることを言葉にしてみることって大事だなあと思います。子育ても、夫も、仕事も、自分のやりたいことも大事にして、そこからさらに広い視野で社会のことも見つめている。そのすべてが自然体の彼女。ママになっても、何人産んでも、何歳になっても(ちなみに彼女はママじゃな隊と同い年です)、そのときそのときを自分らしく生きているあかねちゃんがとても好きです。前述のトピックは、もちろんこの日にすべて語り尽くすことなんてできるわけもなく、またの機会が待たれます。
取材中もさんっざんたくさんのパンをいただいたんですが、おみやげのパンも、帰宅するや、家族で奪い合うようにして食べましたとさ・・・。夫(←料理好き)「こらもう、プロの味やな。」
★あかねちゃんのブログ: Have a good day
写真:橘 ちひろ
「ポートレート(肖像)」って、一般的に絵画や写真で使われやすい言葉ですが、今回アカネさんのインタビューを読んで文章もやっぱりポートレート(肖像)だなぁって改めて思いました。
今回も1つのページでは書ききれないほどの内容、やや早足で文章もサクサク進みます。でもその感じが何ともあかねさんらしくて・・・。
パンを作る人、と言ってもナチュラル系のふんわりとした雰囲気ではなく、とてもシュッとして美人で都会的、自分の意見もサクッと言っちゃう、パン作りを科学的な方向から見るのも面白い、と、意外性であふれています。
パン作りも早いですよ~!そんなに構えずいつの間に?ってくらいササ―っとどーんどん焼きあがっていきました。写真撮る方が慌てるくらい(笑)
出来上がった写真はアカネさんカラーですごくまとまりのあるものになっていました。本当に生活の場って面白い!
あかねさん、取材時は本当に美味しいパンをごちそうさまでした~!お腹もやる気も満タンになって家路につきました。