“ママじゃない私” ポートレート

いつものあなたの、いつもと少しだけ違う顔。いろんなママたちの、「ママじゃない顔」ポートレート。

音楽家 ・ 【Life-is-mine】主宰、サニー安田さんに会いに行きました

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ついに男性ゲストをお迎えしました! 「ママじゃな」の初めての男(きゃー!)、サニー安田こと安田クニヒデ。インタビュアー・エミが音楽を通じて知り合った、10数年来の古い友人です。バンドマンであり、ソングライターでもあり、この春からは、前記事で紹介した ブログアパートメント、【Life-is-mine】 も主宰。表現し続ける大人の男の、この面構え! かっこいいですね。「いや~年とると、良くも悪くも言葉が多くなるね~」と苦笑しながら、流れるような語り口でインタビューに応じてくれました。キラーフレーズも満載です!

ちなみに・・・サニーさんの奥さまは、 「ママじゃないポートレート vol.5」に登場していただいたニコランさん ですよ~!あわせてどうぞ~! 



◆「Life-is-mine」、地道にコツコツやってます! 



―――「Life-is-mine」、毎日更新おつかれさまです。面白いこと始めたよね。どんな感じで思いついたの?

ブログやろうと思ったんだけど、ブログって続かないよね。何でみんなやめちゃうのかな?って考えたら、2,3日あいたときに、イヤになるんじゃないかなと思って。3日あいたら、4日目には、前の3日分も書かなきゃダメな気がしちゃう。

―――あー、あるかも。

だったら、何人か集めたらいいんじゃないかな?って。毎日誰かが更新してる状態だったら、ひとりひとりのプレッシャーは減るやん?

―――確かに、ブログって、定期的に更新してる賑やかな感じ、大事だよね。でも、記事を集めたり、更新のスケジューリングしたり、運営するの大変やん? 人を集めた以上、いったん始めてしまったら「飽きたからやめまーす」って簡単にいえないし・・・。

それが助かってるわけよ。やめられないから。

―――え、やめられないこと始めちゃったんだよ。プレッシャーじゃない?

いやー、続けるとか着実にとか、コツコツとか、自分の辞書にまったくないんで、50でそれにチャレンジするのもいいかなと思って。

―――50歳で、自分にないものにチャレンジしたくなるものかな?

なるとよ、それが。ほら、長所伸長法っていうの? いいところを伸ばすっていう。あれすごくわかるけど、置いてけぼりにされた短所がかわいそうな気がするんだよね。
ずっと残るわけやん。ものすごい大女優になっても万引き癖が治らないとかさ。長所だけ伸ばしちゃったからそうなったわけで、万引き癖を先に治そうよって感じがするわけよね。


―――そりゃ万引き癖だったらね(笑)。えらい極端な例だな(笑)。

もともと性格ひねくれてるけんさ、世の中みんな、長所だー長所を伸ばそうって言ってるけど、「そうはいうけど、短所に挑戦したほうがいいんじゃない?」って思ったりして。

―――なるほど(笑)。それで「コツコツ続けること」に挑んでるわけね。

イデア出すのは昔から得意で、通知表にも「誰もしたことのない遊びを考え出します」とか書かれる子やったんよ。でも同時に、「長続きしません」とも書かれてた。飽きっぽい。そういうの打破しようかなと。自分ひとりの力じゃ無理だから、人の力も借りてね。

(ちひろ) いっぱい人がいて、いろんな人がいると、飽きなさそうだしね。

―――それはあるね。見てるほうも飽きない。それにしても、人の力を借りてチャレンジしようとかさ、ちょっと意外な感じがするな。一匹狼なイメージあったから。そういうふうに考えるようになったのは、年の功なのかな。

50年かかったよ(笑)。


◆自分に無いものを持ってる人に惹かれる

 

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―――自分よりずっと年下の子たちとバンドやったり、曲を提供したりしてるよね。年の差とかあんまり気にしないほう?

年齢も性別も気にしないね。男の子でも女の子でも、自分に持ってない何かを持ってると、惹かれるよね。一緒にやれば、何かおこぼれがもらえるんじゃないか、自分も磨かれるんじゃないか? とかは、すごく思う。

―――若い子を「プロデュースしたい欲」みたいなのとは違うの?

それはないかなー。自分にできないけど表現したい世界があるから、それを表現してもらえたらうれしいよね。僕はね、作品主義で、作品そのものをすばらしくしたい。誰が作ったとかじゃなくてね。絵の下のあれ(説明文)、読まない人なんで。

―――「Life-is-mine」も、“サニー安田色”ってわけじゃなくて、いろんな人たちの、いろんな表現世界だもんね。

振り返ると、いちばん最初はさ・・・小学校の時に「壁新聞コンクール」ってのが好きだった。

―――あー、なるほど! 

思えば、そのときも自分で全部書いてたわけじゃないんだよね。自分は、花屋のお姉さんにインタビューするとかいう記事だけ書いてさ、4コマ漫画はあの子がうまいから頼んで・・・頭のいい子に“算数の誰にでもわかる解き方”をこのくらいのスペースに書いてもらって・・・みたいな。

―――それ、まさにサニーさんの原点やん!!

自分にないものを持ってる人は、ものすごくいっぱいいる。面白いよね。


◆サニー流、BOYS & GIRLS 理論

 

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「一緒にやらない?」って声かけて、のってくれるのって、ほとんど女の子やね。僕だってほんとは、すげー細くてラメが似合うような男の子ともバンドやりたいとよ。キラッキラした感じの。19,20(才)とかで、金髪とか。

―――昔のデビッド・ボウイみたいなね(笑)。

そうそう。歌とかそんな上手くなくてもいいから、人間として存在が輝いてる奴。でもなかなかねー。男の子はやっぱり、プロパティ欲っていうのか、自分の領地を荒らされたくないんだと思う。自分の城のお殿様なんだよね。

―――そうね。そうかもね。直感ではないよね。男の人って。

あと、男の人は、「始めたからには、やめちゃいけない」て気持ちもあるから、簡単には始めないね。女の子はさ、「やりますやります」って言ってくれるんだけど、次に会ったらもう全然冷めてたりして。

―――そうね(笑)。そうかも。

その日、朝起きたときの気分で世界がまわってるやろ、女の子って。だから、ダメな日は全然ダメ。世界が止まってる。

―――ふとした拍子に、心のドアの鍵が空くときがあるとよ。たぶん。

いつ開くかわかんないんだよね。いろいろ痛い目にもあってきた、そのへんは(笑)。

―――閉まってるときは、どんなにノックしてもダメなんよね。

それをやる気にさせる方法はまだ謎やね~。わからん。雨乞いするようなもんだ。「いつか、出てください、やる気」って(笑)。

(ちひろ) でもサニーさん、そういう、気まぐれな女の子がとっても好きってイメージ。

―――振り回されるの、イヤじゃないやろ?

振り回されるってことは、知らなかったってことだから。過去のデータにない、新しいものに出会った喜びはあるね。新刊が出た、みたいな感じに近いかも(笑)。

(ちひろ) 今聞いてて、そういうのが好きな感じがすごく伝わってきました(笑)。


◆スケールの小ささがウリの音楽家です(笑)



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―――自分が振り回したい欲はないんだよね。

振り回すの、めんどくさいもん。基本、めんどくさがりなんよ。ただ、新しいものが好きで・・・。逆に言うと、古いものをないがしろにしちゃうんだよね。学生時代の人間関係とかさ。男の人って割と続いてるものなんよ、先輩後輩とか。

―――それしかないって男の人も多い気がするよ。しょっちゅう飲んでるけど、相手は会社の同僚か、学生時代の人間関係かのどちらかしかない、みたいな。趣味がある人は別だろうけどさ。飽きないのかな?とか思ったりする。

でも仲良さそうじゃない? 女の子って、そういう、男同士でつるんでるの見るの好きでしょ?

―――あ、それはね、「ホモ萌え」っていうんだよ。ホモソーシャル=男性コミュニティ萌え。部活とか、男子の集団がわちゃわちゃ絡んでるのを外から見て「萌え~(ハート)」って。ジャニーズとか、新選組とかもその一種ね。

そうなんだ(笑)。僕そういうのないからさ、軽薄な感じがするんだよな。自分の存在自体。

(ちひろ) でもサニーさんみたいに新しい関係を軽やかに作り続けてる人っていいと思うなあ。

いやー、でも僕、「フェスに呼ばれない音楽家」よ?

―――何それ(爆笑)

音楽やっててもさ、ここ博多の、伝統的なのあるやん。

―――めんたいロックね、いわゆる(笑)。

そういうの通ったことないんだよなー。王道を歩めないの、常に。こう、2・3人しかいないところに着地しちゃうような。スケールの小ささが売りなんですよ(笑)。

(いやいや、そんなことおっしゃるけど、サニーさん50才記念ライブは大盛況でしたよ!! そのときのではありませんが、ライブ中のサニー氏↓)


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(写真はサニーさんよりおかりしました。サニーさんのライブ情報はこちら→https://l.facebook.com/l.php?u=http%3A%2F%2Fsunnyrocks.jimdo.com%2F&h=KAQF-vv_cロックな夏、ライブハウスでおまちしています!)



◆奥さんは花をしょったアイドルだから



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―――「ママじゃな」としては、大先輩に結婚生活のこと聞きたいんだけど。息子さんがハタチだから、結婚20年以上経ってますよね?

経ってますよ。知り合ってから30年。

―――客観的に見て、すごく仲の良いご夫婦だと思うんですが。

そうね。

―――それは相性ですか? それとも努力? どっちもあると思うけど、どっちかというと、どう?

あのね、奥さんのほうは僕に対して努力してると思う。僕は彼女に対しては相性だと思う。

―――そうなんだ!! 奥さんはどういう努力をしてくれてるのかしら。

やっぱね、この人はこうだからしょうがないや、でも、こういうとこがあるから、他の点では良いんじゃないか?みたいに、発想の転換をしてもらってると思う。理解しようって努力してくれてる姿を見ると、こっちもがんばらななーと思ったり。

―――あ、じゃあ、自分のほうもがんばってるんやん。

んー、まー、でも、すごく上のほうで、花をしょってる(彼女の)姿が見えるから。なんつーか、アイドルなの。

―――アイドルなんだ?! 今も?!

今も。

―――ええええええええええ!!

なんですか、その反応(笑)。

―――まあ、そうじゃなきゃ、今でも一緒に出かけた先で、奥さんの写真とか撮ったりしないよね。ニコランさんかわいいし…。

いや、それはさー。世の中の雰囲気もあるんじゃない? 夫婦になって長くなってくると・・・たとえば、結婚したその日からだって、そういうことはしなくていい、って雰囲気。

―――ああ・・・そうかも・・・

結婚記念日に花を買って帰る、とか言ったら、「女房を甘やかしてる」みたいな目で見られたりするんだよね、男社会って。

―――あるよね! 「嫁に花げな買うて、どげんするとや?」みたいな。

だって別に毎日じゃないよ。年に何回かだよ。日本の男子はね、お花のコスパを考えるべきだと思う。

―――(爆笑)

5千円の食事食べたって、その日だけかもしれない、覚えてるのって。でも5千円の花束もらったら、案外長く覚えてるんじゃない? そこ重要だと思うんよね。

―――お花もらったらうれしいもんね。「こんな綺麗なものをもらえるに値する人間なんだ」って思えるよ。自分の価値がちょっと上がるような気がする。

やろ? だいたい、花を買う自分をちょっと想像してみてくださいよ男子。花を選ぶって、どんだけ気持ちがいいことか。優越感といってもいいよ。別にスーパーの花だっていいんだよ。そういうのがたまにあると、自分も相手も新鮮な気持ちになれるし。

(ちひろ)私も、人の家にお花を持っていくの好き! ベランダの花とかなんだけど、持っていくとき、すごくワクワクする。「早く渡したい」って、足取りがかるーくなって・・・

花はなくなってしまって、思い出だけが残るけど、思い出って増幅されるからね。

―――思い出が増幅・・・・いい言葉だ!


◆夫婦だって、違う意見が出てくるとこから面白さが生まれる

 

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―――あらためて聞くけど、奥さんのどういうところが好きなんですか?

ルックスですね(笑)。でも、ルックスってその人を表さん?

―――表す表す。

(サニーさん、ニコランさんと出会ったとき、「リップスティックグラフィティ」のヒロインにそっくりだ!!!と思ったんですって。)



なんか不機嫌なとこもあったりとか、変化を怖がらないとか。芯の強さがすごいと思うし。

―――ハタチのころから?

うん。で、自分にない世界をいろいろ知ってるなーって、異文化みたいな感じもある。あと議論ができることかな。

―――おふたり、すごくよく喋るんだよね。会話が。議論が。

どんどん話が乗っかってきてさ、話自体が広がるっていうのが、一緒にいて一番面白い。くだらないことばっか喋ってるけどね。

――― 一般的に、夫婦って、長く連れ添うと話さなくなる、とかいうけど。子どもが小さいうちは子どもの話題があるけどさ・・・

話さなくなるっていうのは、クセだと思うんよね。話さなくてもいいかなって。ほら、日記も書かない日が続くと書かなくなるやん。
夫婦も、忙しくて一週間話せないとか、普通にあるやんね。でもそれをさ、今ただ休憩してるだけだと思って、話せるときが来たらいつでも話せる、いつでも話に乗るよ、って意識だけは持ってた方がいいと思う。


―――あー、なるほどね。会話ってほんと、大事だと思うんよね。

喋るのって頭の回転が必要だけど、頭の回転って、持って生まれたものだけじゃなくて、経験っていうか、やってくうちにできるようになると思うし。

―――わかる! 逆に喋ってないと衰えていく。私、出産前に仕事辞めて、大人の会話をする機会が激減して。日々、喋りたーいと思ってるんだけど、いざ人と会うと喋りが下手になってるんよ。なんか自分がつまらん人間になったような。

たぶん、社会で働いてた女の人が、子ども産んで家の中に入ると、子どもが小さいうちは喋れないから語彙が少なくなる。そのあとママ友と出会うんだけど、やっぱり話題が限られてたりしてさ。元の世界に戻るとき、暖気するのに時間がかかると思うんだよ。その暖気をお手伝いできるのは、やっぱりダンナさんなんだよね。

―――んー、すごい良いこと言うね!!

外の話題を持ってくるっていうか。映画見に行くことはできなくても、DVDは借りてこれるわけやん? 何十分でも一緒に見たら、何かしら感想ってあるわけやん。それを話すんだよね。同じ意見でもいいんだけど、違う意見が出てくるとこから、面白さって出てくると思うし。

(ちひろ)別に話さなくてもいいけど、なにげない話・・・今日見た本の話とかするとさ、次の日もできるんだよね。自然と。

そうそう、ゼロじゃなければ。

―――でもさ、おしゃべり嫌いな女の人ってあんまりいない気がするけど、男の人って無口な人は無口じゃない?

あのね、喋るとバカと思われるから。俺、バカと思われるもん(笑)。

―――(笑)。しゃべらないほうが何となく重々しく見えるってことね。

そうそうそう。僕、全然、軽々しいやろ?(笑) 
会社の男の人の文化ってあるよね。貴族文化。奥さんに優しくするとかって負け組なんよ。会社では「うちの嫁なんて」って顔してる。ほんとは思ってなくてもね。それが、家に帰ってパッと切り替えられればいいけど、会社って長いやん? 家にいるのが3時間、会社が8時間だと、会社が勝っちゃうんだよね。


―――なるほど、そういうものなのか・・・。

自分は会社勤めじゃなかったから、そういうのに染まらずにこれた、ってのもある。

―――そうね。それ大きいんだろうね。私も会社勤めしてたから、会社の男の人の文化って、すっごくわかる。

でも、ダメなこと挙げていったらキリがないけんさ。いいなと思うこと挙げていったほうが楽しいと思うしね。なんやかんやいって、好きで結婚してるわけやん? 出だしはね。

◆若い子たちの傷つき方が愛おしい



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(ちひろ) サニーさんみたいな人がお父さんだったら、楽しそうだなー。

いやいや、親が楽しく生きてると、それはそれで微妙みたいよ。楽しみすぎてるから(笑)。

―――なるほど・・・

息子も、音楽とかも嫌いじゃないけど、「アンタ(父親=サニーさん)がやってるからねー」ってのもあるんじゃない?

―――親と同じスポーツやったりさ、特に気にせず同じ道を歩む子もいるんだろうけど、でもなんか、親と一緒のことはやりたくない気持ちもわかるよね。

(ちひろ)わかるー。

―――同じことやると、どうしても親と絡むことになるもんね。

こっちも口出ししちゃうもんね。“子どもに良かれと思ってやることの間違い”はすごい経験した。

―――あー、そうなんだ。深いな。経験者は語る。

ほんとね、アドバイスって、「その子のために」と思ってやるんだけど、結局、言ってるがわの自己満足もあるっちゃんね。息子もいろいろイヤだったろうなって、今になったら思うもんね。

一緒に音楽やってたりしてもさ、ハタチくらいの子を見てると、傷つき方が愛おしくて。


―――「傷つき方が愛おしい」。詩人の表現やね、うまい! 若者の感情の振り幅って、ホントしんどそうだけど、大人になってしまった今見ると、その感受性が眩しくもあるよね。

なんとかしてあげたいな、って思う。でも、手を出しすぎないようにしなきゃ、ってのをすごいガマンしてる。

―――言いたくなっちゃうもんね。

「もうちょっと、体を大切にしろよー」とか言っちゃう。「そんなこと、口に出して言うもんじゃないよ」とか。でも、口に出して言いたい時期なんだよね。自分もそうだったし。

―――そうなんだよねえ(笑)。

なるべくいったん、若かりし頃の自分に置き換えて、フィードバックして考えるようにするとさ、今の若い子たち、みんな自分よりよくできてるから・・・

―――「ごめん、俺なんて、なんも言える立場じゃなかった」みたいな?(笑)

ほんと、そうなんよ(笑)。



(★おわり)

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サニーさんが「自分のテーマソングみたいなもの」と言う歌がこちらから聞けます。大人のメロディを甘い歌声でどうぞ。

『朝食に花を』
https://note.mu/sunnysideyasuda/n/nc066e68b1f26

 

[編集後記]

インタビュー: イノウエ エミ
いいなあ、サニーさん! こんなふうに生き生きと語ってくれる大人の男の人っていいなあ! 言葉が生きてる。現実の中で鍛えられた言葉って感じがします。“こういうものでしょ”とか“こうすべきでしょ”みたいな「大人の分別」じゃなくて、自分の立ち位置から物事を見て感じて、それを奥さんをはじめ周りの人との豊かな会話の中で発展させ続けてきた人の言葉。

親でも先生でもない、こういう大人が近くにいるって、若い人にとってはめっちゃいい環境だなって思います。サニーさんは「考えてみたら俺たち全然共通点ないよね」って言ったけど、私は、「2・3人しかいないところに着地してしまう」人生、そのちょっとした淋しさと、「いいよそれで」って嘯いちゃう性質に、ちょっと共感してます。サニーさんの周りにはそういう人が集まってきてる気がするよ。

ご夫婦ふたりともに取材できて、「ママじゃな」にとってはすごく刺激的で充実した機会になりました。ありがとう、これからもよろしくお願いします!

※Life-is-mine、私も参加してまーす

エミの moonshine 離れ | 私の人生、私のもの。【ブログアパート】



撮影: 橘 ちひろ

久々の「ママじゃな」撮影、緊張したけどサニーさんがとても堂々と快く写って下さって楽しく撮影が進みました。
しばらくはベビー連れの撮影…時が進むごとに厳しくなるでしょうね(汗)
でもサニーさんが「子連れでの撮影、これ、かなり将来的に自信になるんじゃない?」って言って下さって勇気が出てきました。

そして、サニーさんは本当に面白い方、説教くさくないし昔ばなしばかりじゃない珍しい「おじさま」でした。サニーさん、これからどんな面白い事していくんだろう、そして私も何か面白いことしていきたいっ、それには行動だなって思いはじめています。