“ママじゃない私” ポートレート

いつものあなたの、いつもと少しだけ違う顔。いろんなママたちの、「ママじゃない顔」ポートレート。

番外編:撮影メモ ②~イノウエエミ編~

番外編の第二回はインタビュー担当のエミちゃん!

エミちゃんの「“ママじゃない私”ポートレート」の写真を撮るべく舞鶴公園福岡城跡へ。
えみ氏は歴史オタクでもあり石垣大好きなんです。撮影しながらその石垣の魅力を色々教えてもらいました(笑)。
まだ入園前で子供達も絶賛いますのでお外で大正解だったかも。おちび2人で遊んでくれて助かった。

今回はエミ氏の許しを得てあえて失敗写真も載せています。他の皆さんはそんなことしないのでご安心を~。

まずはブログの最初に使うプロフィール写真を、晴天、順光、レフ板なし、えーーーっとどうやって撮るんだっけ・・・、まず向かい合わせの並行角度から。始まったばかりの緊張状態でポーズなし角度なしで立ち尽くした状態を撮るのは撮られる方も困るよね・・気をつけよう。


 

↑1枚目 光が強すぎで目が明かない、顔全体に光が射してフラットになってる。残念な写真に・・。(えみちゃん写真出させてくれてありがとう)
二枚目、レフ板があったら良かったけど、座って身体に角度つけて上を見るポーズは撮られる側としても撮られやすい状態かも。人は下から見上げる方が安心するのかな。背景も程よく明るく顔やあごもいつもの印象通りシャープに写っている。


 

↑1枚目の、顔に露出合わせたら背景が飛んだりした失敗を経て2枚目に落ち着く。これは石垣もちゃんと写っている。これは木漏れ日を少し利用した状態。鼻にもろに光が合ったてるけどレフ板が合ったらやわらかくなってたのかなー。


  
↑自然体を3枚。どれも気に入っているけど二枚目の顔が明るすぎて使えなかった。どうしたらよかったんだろう。3枚目はきれいだけどもう一歩右にカメラの位置をずらしたらもっと身体がシャープに写ったかな。


  
↑なかなか決め手の写真が撮れず、そんな時は場所も気分もをガラッと変えようと移動。晴天日陰のイイ壁面を発見。やっと撮影にもお互いがなれ、いい笑顔が撮れた。っていうかもう、最後らへんの撮り方はエミ氏の方が引っ張ってくれてた気もする。さんきゅー!

決め手の3枚目は画面の並行とれていないし(これでも修正した方)、いわゆる串刺し構図(背景の縦線が人物の頭に串刺し状になっているという撮影マニュアル本ではよく失敗例として挙げられている)と言われる物だけど、まぁ、とにかくキュートで自然でお気に入り。

串刺し構図といっても、ドルマンスリーブのセーターと背景の魚の骨状のレンガ模様のバランスがとても面白くて、私の感覚ではむしろ好きな感じです。

とにかくあきらめなくてよかった~!
でもみんながみんなこんなに時間かけられるわけじゃないから気をつけよう・・・。
そんなこんなで、私達、まぎれもなくシロート。挙動不審な時もあるかとは思いますが(特に私・・・)、がんばりますのでどうぞよろしくお願いします!
                            (写真と文 橘ちひろ)