vol.27 伊藤ともこ の 「ママじゃない私」 ポートレート
伊藤ともこさんは、中2・小6・小2と3人のお子さんのお母さん。そして、那珂川町の町会議員さんです。お母さんたちで組織する「ふくおか市民政治ネットワーク」から、2013年に初当選。今は2期目をつとめておられます。以前、ここに出てくれた 茉莉子ちゃんのご縁で知り合った伊藤さん。とってもざっくばらんでキュートな方です。でも、どうして議員に・・・? インタビュアー・エミは興味津々。
◆ほんとは、家でゴロゴロするのが一番好きなんです
―――とってもお忙しいかと思うんですけど、アンケートの回答では「自分の時間はある」と書いてあって、びっくり。
ありますあります。朝5時ごろから、家族が起きてくるまで1時間ぐらいあるし、夜は夜で、みんなが寝たら自分の時間。家事したり仕事したりしてますけどね。
―――家事や仕事でも「自分の時間」って感覚なんですね。
ひとりの時間が割と大切というか。
―――わかります。お料理とかもお好きそうですよね。
好きだけど、余裕がないですね。ばーーっと作って「はい、食べて!」みたいな。作ってる姿は見せられない~(笑)。一心不乱に、わーーってしてる。
―――お子さんたちも食べ盛りだから、量もすごいでしょ。
多いですねー。予測したよりも明らかにたくさん食べるんです、家族が。
―――えーっと、毎日のことだから予測つきそうだけど、予測より食べるんだ(笑)
学習能力がないんでしょうね(笑) 毎日同じことを繰り返している(笑)。
―――伊藤さんは、もともと活動的なほうですか?
全然ですよ! 私、家にいるのが一番好き。あわよくば、ずーっと布団の中で本読んだりお菓子食べたりしときたい。
―――えーっ! ゴロゴロ派ですか?!
そう! だから、こんなこと言うとよくないと思うけど、ほんとは、研修会とかもあんまり行きたくない(笑)。
―――いいんですか、言っちゃって!
ありのまま言いますから。選ぶのはまかせます。
―――わかりました!(載せました 笑)
でも行けば絶対に勉強になるから、自分を奮い立たせて、行きます。
―――うーん、もともと活動的じゃない人がそこまでやれるのはすごい。
一期目はほんと、化粧したまま、服そのままで寝てたりとか。きつかったです。普通の主婦でしたから。
―――あ、専業主婦だったんですか?
そうです。私、高卒で、7年くらい一般企業に勤めてて、夫の転勤を機に仕事を辞めてからは専業主婦。
―――立候補したとき、一番下のお子さんは・・・
3才になる前ですかね。
―――うわー、すごい!!!
ようやるよねぇ、冷静に考えてみたら(笑)
―――そんな、他人事みたいに(笑)
◆子どもたちにとってはこの町がふるさとだから
―――もともと政治に興味があったんですか?
まったく! 議員さんって雲の上の存在と思ってたし、ふくおか市民政治ネットワークも、大変そうだから関わらないでおこうって思ってたんです。最初は。
―――そうなんだー。そこからどうやって市民政治ネットに入ったんです?
なんか、3人目が1歳ぐらいになったころ、子どもにどういう背中を見せられるかなと思ったんですよね。そのころ、市民ネットにも若い人が増えてきて、楽しそうな様子もあって。それで、この一員になって何かできたらいいなって。
―――それからすぐに政治参加へのモチベーションは上がったんですか?
いや、全然。子育ても大変だし、何回かやめようと思ったこともありました。
―――それがなぜ、議員に立候補を・・・?
前職の議員さんが「次は伊藤さんに」とおっしゃってくれて。最初は「絶対無理!」と思ってたんですけど、お話を聞いて「子どもたちにとってはここがふるさとだから、ふるさとをよりよくするお手伝いができるなら・・・」と、ちょっと心が揺れたんですよ。
―――おお~。
私にとっては、小さいときから育った静岡県三島市って特別なんですよね。それと同じで、うちの子どもたちには那珂川町が特別なところになるんだから、がんばろうかな?って。で、もちろん夫にも相談して、夫婦で前職の方から話を聞いたときに、夫が「面白そうだからやってみれば?」って。
そこからはもう無我夢中。まずとにかく選挙に通らなきゃって。その先に何が待ち受けてるか考える余裕なんてなかったですよね。まったく無名だったのに、よう通ったなあって。みんなのがんばりと、市民ネットの歴史があったんだなあって。
◆いないと困る、でもウザい夫(笑)
―――アンケートで、ダンナさんについて「いないと生活が成り立たない」と書いてありましたね。
一緒に子育てをしてますね。以前は仕事が忙しくて家に全然いなくて、1人で3人の子育てをしてる感じだったけど・・・
―――そのころは、お子さんたちもまだ小さくて手がかかってたでしょう。
そうそう。もうね、期待しないようにしてた。
―――あー、主婦あるあるだ。戦力に入れないんですよね、最初から。
期待すると腹立つからね。でも、夫も大変だったと思う。あまりにもブラックな働き方で、休みもないし、地域の活動もできないし、友だちとの飲み会にも行けない。顔がもう土色でしたから。
―――ダンナさんの健康自体が心配な状態ですね。
それで転職して、所得はかなり減りましたけど、でも時間があるから人間らしい生活もできるし、地域でもPTAの副会長、子ども会にも行ってくれる。私が夜、出て行かなきゃいけないときは子どもたちを見てくれるし、家事はそこまでしないけど、洗濯は夫の係です。
―――選挙に出るのを「面白そう」っていうのがすごいですよね。
珍しいですよね~。たぶんすっごく能天気なんだと思いますよ。あんまり先のことも考えてないし・・・(笑)。
―――あのー、アンケートに「ウザい」って書いてあったの何ですか? 私、このアンケート30人近く繰り返してきて、ダンナさんのことウザイって書いた人、初めてだったんですけど(笑)
(ちひろ) しかも2回も書いてある(笑)
大事なことは2回(笑)。なんかねー、自分大好きなんですよ、夫。自分の話はしたいけど、人の話は聞かない(笑)。もう1から10まで自分の話をしたくて、そこに子どもが入ってくると「いま俺が話しとろうが」みたいな。
―――自分優先なんだ(笑)。
完全、自分優先(笑)。
―――あのー、なんで結婚したんですか?(笑)
結婚の決め手は、夫のお父さんとお母さん。仲良いんです。こんなに両親が仲が良い家庭環境で育った人に間違いはないと思って。
―――あー、なるほど。それは確かに。・・・って、本人の良さは?(笑)
本人の良さは、えーと(笑)。とっても社交的なんですよ。
―――仲が良い家庭で育ったのも関係あるんですかね。自己肯定感が高そう。
高い高い。絶対そう。
―――大事にされて、幸せに育ってこられたんでしょうね。
私はすごいいろいろ言うから、今はちょっと不幸せかもしれないですね(笑)。
―――(爆笑) 子どもたちは、そんなお父さんが好きでしょうね。
あ、そうですね。昨日も小学校でマルつけのボランティアがあったんですけど、私が行くつもりで申し込んでたら、娘が「パパがいい」って。
―――えええーっ。すごい。かわいい。うれしいですね、パパ!!
◆卓球だけは走れる!
―――アンケート見てると、金髪のヘビースモーカーだった時期がある、とのことですが・・・もしかしてヤンキーだったんですか?
ヤンキーじゃないです。社会人デビュー?(笑) 学生時代は、部活がハードだったんですよね。毎日練習だし、合宿もあるし。
―――卓球部で、県大会は常連、東海大会にも行ったことがあると。中学高校とやり続けたってことは、すごく好きだったんですね。
私、基本、動くの大嫌いで、ほんとインドアなんですけど、卓球だけは動けるんですよね。卓球だけは、玉がぴゅーっと飛んでいったら走っていけるんです。
―――ははははは(笑)。集団行動とか上下関係は、うまくやれるほうですか?
苦手です。できれば組織にも属さず自分の考えだけで生きていきたい。
―――わー。じゃあ、議員生活、すごく窮屈じゃないですか? 普通の会社員なら、仕事が終われば気をゆるめられるけど、議員さんって、不機嫌な顔して町を歩いたり、ちょっと駐禁・・・とかもできそうにない。
そうですね~。でも、公務は当然しっかりしますけど、他はあんまり考えてなくて。「どうしてジャケット着てこなかったの?」って言われたこともありますね。自覚が足りなかったかなとも思うし、皆さんの側の「議員とは、こうだ」っていうイメージもまだまだ強いのかもしれない。
―――議員になってから、周りの見る目とか変わりました?
変わった方もいたかもしれませんね。友だちは普通に話すけど、でも会う機会はやっぱり格段に減って、こうやってどんどん離れていくのかなーって思ったり・・・
―――あー。切ない。
選挙間際に反省したんですよ。忙しさにかまけて友人関係がおざなりになってたな、と。本当はそういう身近なところから現場の声を議会に届けないといけないのに、なんかこう、資料を読んだりとか、自分が用事があるときだけ会いに行ってたなぁと思って、友だちに「飲み行こう」って急に誘ったら、4人中、2人来てくれて。
―――うれしいですね!
日ごろからの付き合いってやっぱり大事だよね。
◆議員のママへの子どもたちの反応は?
私、本当は人付き合いも得意じゃないし、文章書くのも苦手。まして街宣なんて、最初はいったい何をしゃべればいいのかと。道筋で、全然知らない人に向かってしゃべるんですよ?
―――変ですよね、考えてみたら。
しかも選挙の時なんて、ピンクの台に乗ってオレンジのコート着て、タスキをかけてピンクの旗ですよ! ほんとはひっそり生きていきたいのに・・・
―――お子さんたちの反応はどうですか?
やっぱり、母親が目立つことで子どもたちがどう見られるか、心配だったんですよね。それで上の息子に「大丈夫? いろいろ言われたりもするやろ?」って聞いたら「だいじょうぶ。全然嫌じゃない」って。
それとか、伊藤ともこのでっかい看板がついた選挙カーで回ってるときに、長男が下校時間で友だちと通りかかったことがあって、「おー!」って手を振ったら、「おー!!」って友だちと一緒に振り返してくれて。
―――あー、うれしいですね。
驚きました~。あ、手振ってくれるんだ、イヤじゃないったい、って。子どものおかげでけっこう中学生とかも反応がいいんですよね。あ、イトタイのお母さんやん、みたいな。
そもそも、私の活動の原点って子どもだなと思うんですよね。知り合いが1人もいない福岡に来て、子どもが生まれて、育児サークルやグリーンコープから人の輪が広がったので、ありがたいなと思ってます。
―――1期4年間をつとめて、大変さもわかったうえで2期目も出たっていうのは、やっぱり強いモチベーションがあったんですか?
本当は、下がった時期もあったんですよ。もうやめたいって。ネット那珂川もたたもうかと思ったことがありました。精神的に参ってしまって・・・。一緒に事務所を動かしてくれてる人たちも同様で。
―――えっ・・・。めちゃめちゃピンチじゃないですか。
いろんなしがらみがつらくてですね、そういうマイナスの時期もあって・・・。でも、何がきっかけだったか、「やっぱりがんばろうよ」ってなったんですよね。生活の声を届けていくのは自分たちしかいないし、議会を見ていると、お母さんたちの声がなかなか届かない現状もあったし。
―――町会議員は何名なんですか?
17名です。女性が4名。全員、政党に所属しているんですが、女性で若いからかな?って思うような対応をされたこともあります。なんか・・・女性という性って、大変ですね、男性中心社会の中では・・・。
―――主婦として日常生活をしてるのとは段違いに、女性への風当たりの厳しさを感じることがありそうですけど・・・そういうのに負けないガッツみたいなのを持ってるほうですか?
私、負けず嫌いなんですね、卓球やってたころから。だからほんと負けたくないのに、今全然練習できないから、負けるのが悔しくて悔しくて・・・
―――あ、卓球の話ね(笑)。
ほんと、卓球スクールに通いたいんですけど、でも生活を考えたらこれ以上無理だよなって。
◆命と子どもを守る。困っている人をそのままにしない
―――伊藤さんや市民ネットの政策としては、やっぱり子どものことが多いですか?
そうですね。「命と子どもを守る」というのが基本理念です。
―――議会ではどういうことを訴えられてますか?
やっぱり子どものこととか。ハード面よりソフト面のほうが多いですね。こういう建物を作りたいとかいうよりも、もっとここに人材を配置したら子どもたちのためになるんじゃないか、とか。
たとえば、発達障害の子どもたちについて、指導する側にも迷いや悩みがある。そこを支えるという発想がまだあまりないんですね。支援学級の支援員さんも、採用したらすぐ明日から行って、みたいな。そうなると、やはり支援する側も続かないんですね。だからもっと研修会や勉強会をしよう、とか。
この勉強会は、お母さんから聞いた話がきっかけで一般質問を行なって実現したことで、過程ではたくさんの方からそれぞれの立場のお話を聞いたりして、私自身の勉強にもなりました。
―――なるほどー。勉強会、本当に大事なことですね。
私自身、子ども時代けっこう困っていたから、困っている人は1人でも減らしたいなっていうのはありますね。子どもでも大人でも。
―――お母さんが入退院を繰り返されていたそうですね。
はい。だから手作りとか、そういうものにすごく餓えてたと思います。中学校はお弁当だったんですけど、白いごはんにウインナー5本とか・・・。
今となっては、作ってくれるだけ有難かったと思いますけどね。父が仕事がある中で作ってくれたり、面倒を見てくれて大変だっただろうなと思うけど、やっぱり行き届かずに、家庭環境の中で学べなかったこともあって、苦労した部分はあるかな。
―――そういったことで、ご自身でコンプレックスを感じたりしましたか?
今もあるかもしれない。出産のときも、里帰りしたり、自分の母親に頼る人が多い中で、私は頼れない。いいな、羨ましいなと思っていました。でも、今があるのは両親のおかげだとも思います。自立心があるのも、何かあってもそんなにめげないのも、育った環境のおかげかな、と。
―――そんな経験も、社会的に弱い存在に対する目線につながっているのかもしれませんね。困っている人を助けたい、という。
なおかつ、行政って “手あげ方式” なんですよね。「助けて」と言った人は助けるけど、言わなかったらそのまんま。そのまんまになってるところを掘り起こしたいんですよ。私も子どもの頃は、自分の家が普通の家庭と違うと悟られたくなくて黙ってた。でも本当は困ってた。そういう子をどうやって支えていくか・・・。
でも、議員に立候補したのは、ほんと直感かな~。直感で生きてきた人生なので(笑)。
―――人生、結局、直感だったりしますよね。
(ちひろ)直感が正しかったってこと、けっこうありますよね。
悩んでもしょうがないもんね。家買うも、結婚するも、わかんないじゃん(笑)。
ただ、楽しいことや好きなことだけやってればいい、っていう感覚もないんですよ。やっぱり、メリットがあればデメリットもあるように、いいことばっかりで生きていけるはずないと思ってて。自分に負荷をかけることで、見えてくるものや、いいこともあるかなって。一生懸命生きてれば、なんか見返りあるかもとか(笑)。
―――見返りというとなんか語弊があるけど(笑)、よくわかります。
何か読んでいたときに「物事は全て必然だ」という文言を目にしたんです。この言葉と出会ってから考え方が変わったと思います。嫌なことがあっても、「これは必然で、真摯に向き合えばきっと解決して、乗り越えられる」と。
自分から主体的にやることで得られるものってありますよね!
◆まずは家庭から / 100歳まで生きたい!
―――町のための議員活動だけど、町の人のがわでも協力できることってありますか?
もう、いーーーっぱいありますよー!
―――何ができるのか、そういうの教えてほしい。
ほんと何でもいいと思うんですよね。学校の中のボランティアを引き受けるとか、地域活動も・・・。子どもたちと接して顔が見える関係が作れればおのずと防犯に役立つし。でも、どこから?と考えると、難しいのかな。
―――政治って、何となく遠い世界で、関係ない人たちがやっているように感じてしまう・・・
実感がつかみにくいですよね。政治家が決めたことが自分たちの生活にどうかかわってくるのか・・・。でも、やっぱり住民がチェックして意思を表明していかないと。国会を見ていても不安ですよね。ちっちゃい声かもしれないけど、あきらめずに上げていきたいなって。
―――その人数を増やしていくことが大事ですよね。よくわからない、興味ないっていう人たちをどう巻き込んでいくか・・・
そうですよね! ああ、夫にもっと丁寧に説明するとこから始めないと~。「俺、わからん」って言われたらすぐあきらめてしまってた(笑)。でも、それが一般的感覚なのかな。政治イコールわからん、みたいな。まずは家庭内からですね(笑)。
―――伊藤さん、アンケートに「100才まで生きたい」って書いていましたよね。
しかも健康で生きたい! 100才まで。
(ちひろ)長生きしたいって気づくのって、普通もうちょっとあとですよね(笑)
最近考えるんですよ。あと何年生きられるのかなーって。何ができるかな、悔いのないように生きたいなと思う。
―――それにしても、100才ってけっこう望みが大きいですよね~。
そうですかね(笑)。
―――80才、90才の人生も楽しめると思います?
楽しめるんじゃないかなーと思って。楽観的なんですよね。私、100才でも自転車に乗ってたいなって思って。人に言ったら「それやめたほうがいいよ、危ないよ」って言われたんですけど(笑)。
(おわり。。。なんだけど、ちょっと続く(^-^) )
後日、議員生活について、もう少しおたずねしてみました。以下、メッセージのやりとりをまとめたものです。
議員をやっていてよかったなと思うのは、町が良くなるための活動をしている人にたくさん出会えたことです。マンパワーがあってこその那珂川町なんだなぁ、と。きっと議員にならなかったら気付かなかったと思います。
周りの仲間たちにも本当に感謝しています。私たち市民政治ネットは、お母さんたちのボランティアで手作り選挙を行っていますから。彼女たちの協力なしでは、2期目の選挙で良い結果を残すことはできませんでした。
そして議員生活の原点にあるのはやっぱり子どもたちかなと。私、人生でこんなに思い通りにならないって育児が初めてだった(笑)。たくさんの人に支えられて、どうにか育児ができているし、子ども達のおかげでたくさん知り合いができました。1人では生きていけないことに気づいたし、自分が支えてもらった分をみなさんにお返ししたい。助け合いを広げていきたいと思います。
【編集後記】
インタビュー:イノウエ エミ
同世代の、しかも専業主婦出身のお母さん議員とお話しできる機会をいただけて、とてもうれしかったです。
でも、伊藤さんは、議員としてというよりも「インタビューを通じて自分のことを知りたい」と言ってくださって。なんて素敵~~~! そうです、何歳だろうと、どんなにベテランお母さんだろうと、「自分のことを知りたい、考えたい」って、とても素直で、そして大事な欲求だと “ママじゃな” は思っています! 2時間くらいのインタビューで伊藤さんの核心まで迫るのは難しかったけれど、伊藤さんはきっとこれからも、自分を問い、自分と向き合っていかれることでしょう。素敵です。
もともと政治に興味があったわけではなく、それどころか家でゴロゴロしてるのが好きだというお話にはびっくり。でも、人の心の中には、自分でも気づかない思いのしずくがそっと溜まり続けていて、何かのきっかけであふれ出てくるのかもしれませんね。
そして、町は、政治は、マンパワー。「自分たちの手でよりよくしていこう」という思いはきっとつながる。これからもっと助け合いが広がりますように。私も、その思いにこれからもっとつながりたい。パワーをもらいました。
撮影:橘 ちひろ
久々の本編の取材。すごく楽しかったです。
伊藤さんは若々しくてはつらつとしていて、なんでもざっくばらんにお話してくれました!
カメラもあまり意識せず過ごしてくださったのでとても撮りやすかったです。
笑顔なんかもう、本当の混じりっけなしの笑顔で。私たちの年代でこんな方は本当に珍しいと思います。
そして、旦那様が思わずお家に帰ってこられて、ご夫婦での写真をとる事が出来て本当にラッキーでした。
インタビュー内容は「夫、ウザイ!」ですが 笑、 写真をみたらどんなご夫婦か一目瞭然でしょう!?
最高!!写真ってやっぱり表れます。
すごくいいのが撮れて私は幸せです。
伊藤さん、旦那様、そして連れて行った私の息子(2歳)とたくさん遊んでくれたお兄ちゃん、本当にありがとうございました。