vol.23 城戸みどり の 「ママじゃない私」 ポートレート
2016年、初夏のポートレートをお届けします♪
今回のモデルさんは、年長さんを筆頭に3姉妹の母みどりさん。初めまして、なのですが・・・。
実は、1年前に取材させてもらう手はずになっていたのです。ところが、そのとき3女ちゃんを妊娠中で臨月だったみどりさん、なんと約束の日の朝に陣痛が!!
あれから1年、ついにお会いできる日がきました(^^)
みどりさんはこの1年で、バランスボールの先生や専門学校の講師など、新しいことをいろいろ始めてるとのこと。そのプロセスに興味津々の私です。
◆限りある命だから
―――アンケートやfacebookとかを拝見してると、みどりさんはとても行動的なイメージですね。
こないだ、ブログに書かれてた記事を読んで、すごく納得したんです。
みどりさんが26才のときにお父さんがガンで亡くなって。お葬式の日に、
「自分にもいつかこんな日が来るんだな。だから今を一生懸命生きよう、やりたいことは何でもやっておこう、失敗してもいいから」と思って、それが今の自分にすごくつながっている、という話。
読んでくれてありがとうございます。
―――すごく説得力があって、本当にそうだなあと思ったんですよね。
それに、お父さんが亡くなるのはすごく悲しくて大変な出来事だけど、その経験を通じて自分の人生を前向きに考えるようになった、っていうのがすごいなあと思って。人間って、すごく悲しいことがあっても、そこからも学んでいけるんだなって。
月並みな言い方だけど、今のみどりさんを見てお父さん喜んでるだろうなって・・・(←超語る私 笑)
ほんとですかー。うれしいです。
―――でも、日々、行動的に過ごしてて・・・疲れませんか?(←疲れやすい私 笑)
そうですね。疲れるときもあります。
―――だって、小さい子を3人育てていて、毎日そのお世話だけで疲れますよね?
はい。だから逆に、自分のやりたいことをしてる時間に癒されるっていうか・・・
―――ああ、そういうことね! わかります。
子どものこと100%で1日が終わっちゃうと、「あー、何にもできなかった」ってなる。それが、仕事なり、バランスボールなりすると、すっきりするんですよね。
―――うんうん。
なんていうんだろう、子どもとか主婦とか全部忘れる時間が、私にとっては気持ちがいいんだと思います。
◆「そうだ、体育の先生になろう!」
―――この春から、先生のお仕事を始められたんですよね。
はい。大学時代の友だちの縁で、「講師を探しているのでやってみない?」と声をかけられて。本当にまだ始めたばかりで、2か月ぐらいしか経ってないんですけど・・・。
スポーツ系のインストラクターを目指す子たちの専門学校なんですよ。スポーツジムのインストラクターや、保育園の体操教室の先生、デイケアサービスの運動指導とか・・・
―――へー、そういう専門学校があるんだ!
そこで、スポーツ栄養学と福祉実践を教えています。福祉実践っていうのは、介護予防ですね。介護が必要になる前の段階で予防しよう、っていう動きが広まってて。
―――みどりさんは、そういう知識をどこで得たんですか?
いや、実は大学の時に習ったんですけど、実際もう忘れちゃってるじゃないですか(笑)。だから自分も勉強し直しながらですね。1時間授業するのに何時間も準備して・・・。
―――わぁ、大変だ。大学、スポーツ系の専門だったんですね。
最初は法学部にいたんです。
―――あら。
私ずっと部活しかしてこなかったから、進路とか全然わからなくて。顧問の先生に「とりあえず大学でいろんな経験して決めればいいやんか」って言われて、片っ端から学部を受けて、受かったのが法学部(笑)。
―――うんうん、大学ってそういう感じですよね(笑)。
で、大学2年の時に、車の路上教習で、友だちの運転の後ろに乗って山道を走ってる時に「これからどうしようかなー」って考えてたら、「そうだ、体育の先生になろう!」って舞い降りてきて。
―――山を見ながら(笑)。
でも法学部じゃなれんよね、と思って教務課に行って調べたら、転部制度があったんです。3年から4年に上がる時に転部できるシステムで。それで、もう1回試験を受けてスポーツ学部に移りました。
―――やっぱり試験はあるんですね。4年生で転部して、4年間で卒業できるんですか?
できないんですよ。
―――やっぱり取るべき単位が違いますもんね。
だから5年間行ったんですよね。なんて親不孝だったんだー!と思って。
―――ええっ。いや、確かに授業料を考えるとね…。でも、長い人生を考えると、4年が5年になったところで大して変わんないですよね。
そうなんですよね。それで体育教師の免許をとったんですけど、そこからが難しくて…。高校で体育と保健の非常勤講師をしながら、採用試験を3回受けて・・・そうこうしてるうちに結婚することになって。
◆仲間や先生たちと出会い、バランスボールに出会った
―――今は、専門学校の講師の他に、バランスボールの講座も受け持ってるんですよね。
はい、子どもがいるお母さんが多いですね。
―――そちらは、最近、インストラクターの免許を取ったって。
そうなんですよ、免許はなくてもできるんですけど、やっぱり一通りの知識と技術を身につけたかったので。
―――バランスボール自体、始めたのは産後ですか?
ええ。いいですか? 話をさかのぼると、ちょっと長くなりますけど。
―――(笑)。いいんですいいんです、今日はみどりさんのお話を聞きに来てますから(笑)。
自分の特技を生かして、仕事につなげたいなとずっと思ってて。どこかに勤めるとかじゃなくて、子育てしながらできることがいいなって。
―――お母さんになってから、ということですね。
はい、それで2人目を産んだあと、「ママの未来チャレンジ」っていう講座を受けたんです。それこそ、特技を生かしたいけど何から始めれば・・・っていうママのための、全何回かの講座が無料で。
―――まさにみどりさんのための企画!
そう! それで、同じ講座を受けた7人が集まって、「ままいる」っていう団体を作ったんです。お母さんたちのための講座やイベントをやる団体です。
―――ほうほう。
その企画の1回目が、バランスボールの講座だったんですよ。西新から中村先生という方をお呼びして。それがすっごく楽しかったんですよね。
そして、私がいずれ、運動系の教室とかやりたいって言ってたから、周りのスタッフが「先生に相談してみなよ」って言って。私は、初対面だし自分の相談なんて・・・
―――とてもできないわ、って思っちゃいますよね。
でも周りが軽く言ってくれるもんだから、相談してみたんです。そしたら、なかむら先生が「とってもいい人がいる」って、竹村先生という方を紹介してくださったんですね。
―――ほうほう。中村先生の次は、竹村先生。
竹村先生は、すごく幅広い知識や技術を持ってる方なんですけど、とにかく忙しい方で。
連絡してやりとりしてたんですけど、「いつかどこかのタイミングで会えるかもしれないから、その流れを待ちましょうか」って言われて、待ってたんですよ。
そしたら、「ままいる」のスタッフに「みどりちゃんから行かなきゃダメなんじゃない? 向こうから、この日に会いましょうとか言ってこないよ」って言われて。
―――忙しい先生ですからね。
「でも、今のみどりちゃんには無理か。」って言われて。それですごく発奮して。
―――おお!
彼女は悪気なく言ったと思うんですよ、そのとき、うちの次女まだ小さかったし、今は無理だよねって。
でも私、そう言われて「全然無理じゃない!」って思って、すぐ竹村先生に連絡して、「先生、お昼休み1時間でもいいから会ってください」ってお願いして、子どもをおばあちゃんに預けて会いに行って。
―――すごい!
そうしたら、先生は初対面の私に、すごく親身になってくださって。「30分でもいいから、自分が自信を持ってやれることを身につけたらいいよ」って。
―――はー、30分でもいいから。なるほどねー!
「それが何なのかは、城戸さん次第よ」って。なるほどーと思って、いろんな教室に参加したり講座を受けたりして。
自分は何が楽しいかな?って考えて戻ってきたのが、バランスボールだったんですよね。
―――あー、戻ってきた(笑)。
「お母さんたちが集まれる場所を作れれば」っていう気持ちがあったんです。
小さい子といつでも一緒にいる時代は、自由に動きづらかったり、どうしても窮屈な部分がありますよね。私もそうだったから、子連れでも一緒に楽しめて、お母さんたちが元気になれるような場所をを作りたかった。
―――ああ、「お母さんたちを元気に」という思いが大前提としてあったんですね。
はい。そうやって考えたときに、バランスボールって、妊娠中でも産後でもできるし、小学生も高齢者もできる。幅広い!って思って。
今は、ままいるの定期講座のバランスボール教室を私が引き継いだ形でやってるんです。
(はいっ!!この笑顔!)
◆何でも叶う?! 引き寄せの法則
―――その状態から、人に教えるようになるまでは、かなり勉強されたんでしょうね。
ネットで検索したんですよね。バランスボール講師養成の。
そうだ、その前に、「引き寄せの法則」ってご存知ですか?
―――ん? いや、知らないです。
紙に、願い事を、叶ったと思って書くんです。完了形で。
―――ああ、はいはい! スポーツ選手がやってるの、テレビで見たことあります。「オリンピックで金メダルをとりました」って。
私もそれをやったんですよ。
「子連れOKの養成講座を見つけることができました。しかも自宅近辺で開講されます。時間も融通が利きます」
―――すごい(笑)。自分に都合の良い条件を書き連ねるわけですね(笑)。
そうなんです。「願いが叶って、私はインストラクターになれました」って。
そしたら本当に見つかったんですよー! 清水リサ先生という方で。
―――ほう、今度は清水先生。
そのとき私、3人目を妊娠中の臨月で、大きいお腹で見学に行って。すごく素敵な方だったんですけど、まだちょっと迷いもあって。
―――そうですよね、始めるかどうか、大きな決断ですよね。習うってなるとお金もかかるし、専業主婦にとっては迷うところ。
でもやっぱり1回の人生だし、失敗してもいい!って思って、産後4ヶ月くらいから受講したんですよ。それも何と、先生がうちに来て教えてくださったんです。
―――すごい! 願いが叶いまくり!!
自宅で赤ちゃん転がしながら、マンツーマンで半年ですよ(笑)。
―――いやあ、すごい行動力ですね。いいお話でした。引き寄せの法則、私もやってみようかな。
書くことで、知らず知らずのうちに、そうなるように行動していくみたいなんですよ。潜在意識にスッと落ちるっていうか。
―――書くってことが重要なんでしょうね。ぽやーんと心の中で思ってるだけじゃなくて、具体的に言葉にすること。言霊に近いのかな。
◆剣道一直線!の学生時代
―――小学校から中・高・大と、ずっと剣道をしてたとのことですけど、辞めたいと思ったことなかったですか?
やー、ありました。あったんですけど、なんか、そのときそのときでいろんな出会いがあって、引き戻されたんですよね。剣道の世界に。
―――始めたきっかけは何だったんですか?
アイスなんです(笑)。練習終わりに迎えに来るお父さんたちが差し入れてくれるんですよ。「毎日アイスが食べられるばい」って、友だちに誘われて(笑)。
―――中学では、部活を選ぶときに、もう自然に? 「私は剣道部」って。
そうです。田舎だったから、全員、なんか部活に入らなきゃいけなくて。
―――そうだ、「友だちがなんかすごく大好きで、学校に行くのが楽しみだった」って書いてありましたよね。
私も学生時代を思い出すと、漠然と“青春時代”って感じの楽しいイメージですけど、実際そのときは結構冴えない日常というか、イヤなこともあるし、友だちとの関係もめんどくさいときあったなーって思うんですが。
うーん。毎日楽しかったんですよね。田舎だったからか、みんなすごくいい人ばっかりで。
―――へぇー。女子同士って、時にややこしくなったりしませんでした?
なかったんですよ。やっぱ田舎だからですかね(笑)。素朴な人ばっかりで。男女も仲良かったし、楽しかったですね。
―――みどりさんは、もともと楽天的というか、あんまり悩まないほうだったりします?
ううんー! 全然ですよ。すごい小心者だし、心配性だし。中学の時とか、部活の先生がめっちゃ怖かったんですよ。もうホント毎日「今日はしごかれませんように」ってお祈りしながら・・・
◆大きなひと。
―――小心者ってイメージ全然湧かないけど・・・
そういえば、ダンナさんのこと、「『みどりはすごい!』ってすごく褒めてくれる」って書いてありましたよね。「それで自信がついた」って。逆にそれまでは、自信がない面が?
そうですね。ダンナさんが。そうそうそう。
―――たとえば、どういうところを褒めてくれるんですか?(←興味津々)
うーん。たとえば、私いろんな話を聞きに行ったりするの好きなんですよ。講座とか。まぁ実践するかどうかはおいといて(笑)、新しいものを自分の中に入れるのが楽しくて。
ダンナさんはそういうの行かない人なんですけど、出会ったころに、「こういう講習受けてきたよ」って話したら、「みどりはすごいねー。どんなこと習ってきたと? 教えて」って
―――へえええええ、そんなこと言うダンナさん、あなたもすごいよ!!
褒め上手なんですよ。
―――(ちひろ) いい関係ですねー。「教えて」って言われたら、一生懸命思い出すじゃないですか。すごい身につきそう。
私が先生役になって、もう1回おんなじこと話してましたね。そしたら一生懸命聞いてくれるんですよ。
―――(ちひろ) 聞いてくれるのがすごいよね。
―――聞いてくれる男の人って意外に少ないからね。
出会ったころ、私全然、仕事ができなくて。社会人1年目だから当然なんですけど、すごい落ち込んでたんですよ。でも、裏でそうやって彼が支えてくれたから。このまんまの私を受け止めてもらえたら、こんなに楽で安定するんだー、って思って。
―――ほんと、大きいですよね。その存在は。
それから、仕事もがんばれて、いろんなことがきちんとできるようになった気がします。
―――でも、そんなダンナさんは高校の先生で、剣道部の顧問。となると、毎日の放課後の練習や、お休みの日も部活がありますよね。
いろいろ考えますよ。日本の社会というか。
―――ほんとね。親になると考えちゃいますね。
なんかもう、6時になったらみんな帰宅、とか。店も全部閉めて。日曜は仕事しちゃダメ、とか。やっぱりお父さんが家にいないっていうのがね・・・。産後うつとかも増えてるし。
―――ほんとにねぇ。でも現実的に、ダンナさんの仕事の仕方を変えてもらうのは難しいじゃないですか。
そうすると、どこの家でもそうですが、男の人は仕事の時間が長くて、どうしても夫婦の時間は短くなってしまいがちですよね。それで淋しかったり困ったりすることないですか? 子どもの話とかも夫婦で共有しておきたいですよね。
そんなに困らないかなあ。コミュニケーションは自分からもとるようにしてますね。うん。「最近あんまり話してないから話そうよ」とか。「子どものことで話があるから時間作って」とか、思ったことやお願いしたいことがあれば言います。
―――えらい! 言えるんだ。
うんうん。ためないようにしてます。
―――そしたら、ダンナさんは?
「あ、ごめんごめん、話そう」って。やっぱり、自分が家にいないことをすごく申し訳ないと思ってくれてるみたいで、そういうときはすごく対応早いです。
―――ダンナさんも、いつも家族を気にかけてるんですね。
そうだと思います。
―――みどりさんが何かやりたいことがあるとき、ダンナさんはすぐ賛成してくれるほうですか?
はい! なんか全然心配しないんですよ。何に安心してるのかわからないんですけど(笑)。え、やれば?って。
あ、でも専門学校の講師は・・・バランスボールの資格をとって、「さあ今からだ」って時と重なったので、理解してもらえるか、ちょっと考えるところもあって。
―――普通に考えて両方は難しいですもんね。それでどうしたんですか?
自分は、両方がんばってみたい!と思ってたんですけど、やっぱり、口では伝わらない面もあるかなーと思って。話せば話すほど言い訳がましく聞こえちゃうこととか、あるじゃないですか。
だから、それこそ、父の命日のときに書いたブログをLINEに送って、「お時間あるときにご一読ください」って。
―――すごーい! おもしろーい!
そしたら、帰ってきて開口一番、「みどり、やったらいいよ!」って。「1回きりの人生やん」って(笑)。
―――うわー面白い! めっちゃいい人!
変な言い方ですけど、あのブログは、ほんと役に立ちました(笑)
―――開口一番で肯定してくれるのがまたすごいですよね。なんか、男の変なプライドみたいなのがなくて、いい!
◆今もう一度、教壇に立って
―――今、先生として19、20才の子たちを見て、どうですか?
やっぱり、かわいいですね。
―――独身のときの講師時代と、今とでは、見方も少し違うんじゃないです?
違いますねー。やっぱり前は、若かったから年が近すぎて・・・
―――きょうだいくらいの年の差ですもんね。
なめられちゃいけないと思って、壁を作ってた。かっこよく見られたい、私は何でもできるのよ、って。見せかけなんですけどね。今はもうそんなものなくて、どう思われてもいい、知らないこともあるけど、私にできる限りは伝えるね、って。
―――授業をしていて、今よく聞いてるなーとか、生徒さんたちの反応ってわかるもんですか?
わかりますね。私が実体験からとか、実感を込めて話していると、目の色が違うというか、「はーっ!」って聞いてます。でも、どっかからちょっと拾ってきたようなことをペラッと言うと、ふーんって感じでやっぱり響かない。
―――なめちゃいけないですね。子どもでも若くても、やっぱり言葉の深みがわかるんだ。
そうだと思います。私は今たった2科目だけの講師で、時間的にも質的にも、学生さんたちに教えられることは限られるんですけど、私も母になって世界が変わったし、ものの見方や考え方も前とは違うと思うんですね。
―――そうですよね。自分が大人になって、いろんな経験をしたから見えることはありますよね。
だから若いときには言えなかったことも言えるよね、と思ってて、だからもう一度、教壇に立ちたかったのかな、と思います。もちろん、私自身まだまだ未熟なところもいっぱいあるし、自分も学びながら、成長しながら、ですね。
(おわり)
【編集後記】
インタビュー:イノウエ エミ
一年前の取材予定はお産でキャンセルになったものの、赤ちゃんが無事に生まれたこと、すくすく育っているのをfacebookなどで微笑ましく拝見する日々。
この日、一年越しでお会いできて、こんなご縁もあるのだなーと、とてもうれしく思いました。みどりさんは写真のとおり美人さん、でも本当に飾り気がなくて自然体、この日の空のようにすがすがしい人。という印象です。
バランスボール、専門学校の講師。ある意味結果というか「達成されたこと」ですよね。
お話を聞いてると、大きな達成までの道のりは、小さなことの積み重ねなんだなあと思います。もちろん、みどりさんの意思があってこそですが。人との出会いを大事にしたり、話を聞きに行ったり、講座に参加したり。ひとつひとつのプロセスに対して小さな勇気を出して踏み出し、取り組むことで、ひとつひとつが経験値になり、やがて道がひらけていくんだなあって。
みどりさんが言う「今を一生懸命生きる」って、そういうことなんだろうなーと思います。そして今この日々が、明日に、何か月後・何年後につながっていくんですね。
一緒に来てたちひろちゃんの息子ちゃんは、初夏の日差しの中ですやすや。30代女子3人、緑の中を散策してバランスボール乗って木登りしてお昼食べて・・・ピクニック気分も存分に味わった、楽しい取材でした♪
撮影:橘 ちひろ
駅でお会いして、車を運転されている横顔を見て「きれいだなぁ!」っておもったもので・・・気が付いたら今回、ほぼ横顔になってしまいました。あわわ。
正面切ったみどりさんをまたいつか撮らせてください!
でも横顔って語りますよね、人を。うん。やっぱり横顔すてきです。
広ーい公園、燃ゆる緑に青い空・・・スケールが大きくてのまれそうな自分でしたがみどりさんは堂々・健やかに・自然に写ってくれました。
お話もすごく良かったです。「やってみよう」っていう気持ちとか「引き寄せの法則」とかの考え方かなり影響を受けています。体を動かすことと学び思考すること、どちらもできるみどりさん、すてきだなぁ。と思いました。
あ・・・実家にバランスボールあったなぁ、やってみようかな・・・。