“ママじゃない私” ポートレート

いつものあなたの、いつもと少しだけ違う顔。いろんなママたちの、「ママじゃない顔」ポートレート。

第1回 「ママじゃな」主催 座談会 (前) 「明るいうちから乾杯」 @ラパンドール

 

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「ママじゃな」主催の座談会、“淑女の集い”を催しますー!! ・・・なんつって、単にいつものメンバーで飲んだくれただけって気もしますが(笑)。ええ、普段から誰かの家に集っては飲んでる私たちですけど、子ども抜きで外でディナーなんて、本当に久々です。場所はやっぱり、しほちゃんのテンペラ画が飾られているお店しかないよね! と『リングラッチェ』を予約してたんですが、お店に思わぬ事故が発生してしまって(詳細は後編にて)。で、急きょ、系列の『ラパンドール』に変更しました。しほちゃんの絵も、一緒におひっこし。さ、4人集合。夏至の近い福岡で、まだ明るいうちから、やっちゃいまーす。

 いちおご紹介。

  • エミ:  年少男児の母。「ママじゃな」インタビュー担当。(個人ポートレートはこちら→
  • ちひろ: 年少女児の母。「ママじゃな」撮影担当。(ポートレート
  • しほこ: 小1女児、年中男児の母。幼稚園の保護者会、会長経験者。新進気鋭の画家。本人いわく「売込み中です!」(ポートレート
  • たなかま: 1才女児の母。この春から仕事に復帰。「有休が炎天下のカキ氷のように無くなっていく…」(ポートレート

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私たち、子どもが影も形もないころからの友だちです!

 

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(時刻通りラパンドール到着、既に来店していた志保子&マキ。テンペラ画をどこに飾ろうか検討中でした。)

 

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(洒落ているのに落ち着く店内。窓の外はせまい通路なのだけど植物が植えてあって心が潤います。木製の窓枠などもたまらない。)

◆絶対に二日酔いにならない方法、教えてください


皆   「かんぱーい!」

エミ  「あーおいしい。飲み放題だもんね。でも二日酔いにはなりたくないよねー」

しほこ 「こないだ、ウコンよりすごい、なんだっけ・・・」

ちひろ 「ヘパリーゼ?」

しほこ 「それそれ。もらって飲んだのに、なった。二日酔い」

エミ  「あれ、効かない効かない。効かないよ」

たなかま「どんだけ飲んでんだ(笑)」

しほこ 「まあ、いろいろ飲んだので、悪酔いしちゃった。やっぱりチャンポンは良くない」

エミ  「でもけっこう飲んでも割と大丈夫なときもあるやん?」

皆   「そうそうそう」

エミ  「その原理が謎なんだよね。二日酔いになる原理」

ちひろ 「体調だったりねー」

(しほこ、たなかま、おかわり)

エミ  「あ、私もまたビールもらおうかな。すいませーんビールくださーい。・・・大丈夫かな、4,000円でコース&飲み放題・・・お店に不利益を与えないか・・・」

たなかま「『あいつら!(飲みまくりやがって)』みたいな(笑)」

しほこ 「いちお、『みんな、ほんとに飲みますから』って言ってあるんで・・・」

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◆保育参観でまさかの・・・


たなかま「全然関係ないんやけど、今日、保育参観でさ。1歳児のクラスだから、親が来て、ワーッてならないように、教室の窓に新聞紙が貼ってあって、穴があいてて、そこから、こうやって見る」

他の皆 「へー、そんななってんだ」

たなかま「敏感な子は気づいているけどね。穴から目・・・妖怪としか思えんよね(笑)」

エミ  「そのほうが、子どもの自然な姿が見られるけん、いいっちゃ、いいんやろうね」

たなかま「うん、でも、さすがに時々、自分の子見てるのも他の子見てるのも飽きるからさ、たまに新聞読んじゃう(笑)」

他の皆、爆笑

たなかま「活字を読んでる自分に気づいて、これ、“文字禍”だ、って。パッと目に入ってきたのが、『ガルシア・マルケスが死んだ』って記事で」

エミ  「ガルシア・マルケスって誰だっけ」

たなかま「『百年の孤独』のノーベル賞作家。貼ってあったの4月の新聞だったけど、知らんかったんよね。びっくりして、(夫の)エフさんに『ガルシア・マルケスが死んでる!!』って。で、ハッと気づくと我が子の姿を見失ってる、っていう(笑)」

エミ  「そういう事態を防ぐために、園側がたとえ英字新聞を貼ったとしても、たなかまさんの場合、読めちゃうけん、たち悪いね(笑)」

ちひろ 「すいません、明るいうちに、しほちゃん、ここに立ってもらって撮っていい?」

しほこ 「え、私? 立って撮るの?」

ちひろ 「だめ? 恥ずかしい?」

エミ  「いいじゃん今誰もいないしさ」

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(お誂えのようにブルーの壁にしっくりと収まったイス&テーブルのテンペラ画。志保子ちゃんは身近なものをよく描くのだそうですが、この絵に描かれたテーブルはリングラッツェで飾っていた部屋のテーブルにそっくりだったのだそう!)

 

◆お料理にテンション↑↑↑

(南公園の話題)

しほこ 「幼稚園から、散歩に行くらしくて。でも、“カラスがいっぱい死んでるからやめましょう”みたいなときも」

エミ  「ランニングがてら、“ママじゃな”のロケハン(笑)してみたら、すんごい鬱蒼としててびっくりしたよね。ひとけがないもん。猪とか出てきて突進されて死んでも一週間ぐらい発見されないだろうな、みたいな」

たなかま「福岡って、大濠公園桜坂、南公園、油山・・・って続いてく緑のベルトがあるから、鳥とかにとってもいいんだって。渡っていきやすい」

エミ  「おー、いいね。鳥に優しい町」

ちひろ 「そうよねー鳥もドキドキするよねー、ビルの間を通っていくのは・・・」


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      (お料理がくる)

ちひろ 「すごーい、おいしそう!」

エミ  「コース料理だね、思った以上に!(鼻息)」

しほこ 「いちお、取材で、お店の宣伝も兼ねてる、って気持ちもあるんだけど。ここにいっぱいお客さんが来ればさ、支援できるわけで」

ちひろ 「あ、パンのとこも撮ってこよ。もうちょっと暗くなったら、また違うふうに撮れるよ」


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(写真は夕方なので商品は少なめですが、ラパンドールは実はパン屋さんなのです。でも、ランチもディナーもお酒もOK。しかもどれも中途半端じゃなく落ち着いて食べられます。くつろげます。)

 

◆ママ友って、ママ友って・・・


エミ  「あ、録音できてなかった。ちょっと戻って! 2分ぐらい前の話題に(笑)」

しほこ 「(戻って)あ、エミちゃんは・・・」

エミ  「あ、ごめん、そこはいい。そのくだり自分でわかっとるけん(笑)」

たなかま「あのね、ママ友って、小学校ぐらいの人間関係に戻るってとこない? って話。高校とか大学、そのあとの趣味とかの友だちって、基本的に共通点が既にない?」

ちひろ 「そうねー」

たなかま「学力がここからここまで、とかさ。会社だって、“働く人”という前提が・・・」

エミ  「“働ける条件がそろってる人”だもんね」

たなかま「結婚して子どもがいる、っていうのも、まあ限られてる条件なんだけど・・・」

エミ  「うん、考え出すとそうなんだよね」

しほこ 「あ、おかわりをください。ワイン日本酒と」

たなかま「ママ友は、ただ単に、同じ年代の子どもがいるだけだよ、っていう。親の年代もバラバラだし。すっごいいろんな人がいるよね。中学校ぐらいのときのイメージ。うわっヤンキーっぽい人がいた!みたいな。この感じ、久々っ!て」

エミ  「たなかまさんもそうだろうけど、女子高的な免疫がないやろ?」

たなかま「ないないない」

エミ  「女子高的な雰囲気が若干苦手じゃないですか? わたくし、そういうとこがあって」

ちひろ 「苦手苦手苦手」

たなかま「うーん、あのときの、“あー”って感じは小中学校の感じだったんだけど、でもそれもあるかもねー」


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        (日本酒がくる)

エミ  「あ、徳利とお猪口、すごい可愛い! 頼んでよかった。かわいいねー。うれしいなー」

たなかま「私たちが、こんなかわいいので飲んでいいんやろーか」

しほこ 「あ、そういえば、今日、うちの子たちが杯を交わしよって」

たなかま「きょうだいの杯を?」

エミ  「義兄弟じゃなくて、もともとホントの姉弟だから、交わす必要ないんだけどね(笑)」

しほこ 「そうそう、必要ないのに(笑)。しかも注ぐのがしんちゃん(夫)で。最近、『仁義なき戦い』見すぎな人で、『これがどういう意味かわかっとんのじゃろーなー』って言ってみたものの、子どもたちは当然全然わかってない(笑)」

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      (そんなこんなで酌み交わす)

しほこ 「それで、さっきの話、私、反対かも。私は職場はおばちゃんばっかりで、まったく違う人種しかいなくて、そこでカルチャーショックを受けた。逆に子育てのほうでは・・・幼稚園では、同じようなマインドを持ってる人が多いな、って」

たなかま「ほんとー。そっちのパターンもあるんだね」

ちひろ 「幼稚園は、選んで来るからね」

エミ  「この辺は、幼稚園多くて、選択肢あるもんね」

ちひろ 「ナチュラル系の人が行く幼稚園、とかね」

たなかま「ナチュラル系(笑)」

ちひろ 「保育園とは、またちょっと違うよね」

たなかま「保育園は、接点はそんなにないから。ちなみに、迎えに行ったときって、お母さん同士どんなあいさつすると?」

しほこ 「いろいろー」

ちひろ 「こんにちはーとか。おつかれーとか」

しほこ 「仲良くなったりしたら、いろいろね。おー!とか、ただ“バン!”とか」

たなかま「ウチの保育園は、みんな決まって『おつかれさまです』。すれ違ったら、知らないお母さんだろうが先生だろうが全員『おつかれさまです』。めんどくさくないからいいんだと思うけど」

しほこ 「ほんと、おつかれさまだもんね」

エミ  「そのあいさつがふさわしいよね」

たなかま「その簡便さが保育園なのだよ」

エミ  「ある意味、効率的だよね。考えなくていい、っていうか。業界では全部「おはようございます」って言うらしいやん、あれと一緒。幼稚園には幼稚園の(園行事やママ友付き合い等の)めんどくささはあるのかもね。保育園は、みんな忙しいだろうから、そんなこと考えたりするヒマなく、毎日まわすので一生懸命だろうし・・・」

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(ネズミのテンペラ画はこの位置に。夜中にこっそり抜け出してナッツを食べていそう!?)

 

アルコールの浸透とともに、話もだんだんディープになってゆきます。後編も、乞うご期待!

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(日も暮れて来ましたね。ラパンドールはうさぎの看板が目印です)

 

 

 

 

ラパンドール☆ (パン販売・ランチ・ディナー等)

TEL: 092-753-9754

住所: 福岡市中央区警固2丁目2-11

営業時間: 8:00~23:00

定休日: 日曜

駐車場: あり(1台)

☆すぐ近くにコインパーキングはありましたよ!

宴会最大収容人数: 着席25名
 
☆オーナーさんによるとパンの販売スペースも使って立食パーティーなんかもできますよ、とのこと。楽しそう!
☆まだ出来たてのお店、朝食サービス~晩酌・夕食・飲みまで色々なプランを考案中だそうです。


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後編はこちら→